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Tool Configuration

ツールは、検証済みシナリオから Instructions だけでは安定しないことが分かったときに追加します。Agent が毎回の返答で余計な判断をしなくて済むようにするためのものです。

出発点はツール一覧ではなく、最初の scenario set です。次のような仕事が繰り返し発生するならツールを検討します。

  • 安定した参照情報を探す
  • 最新の公開情報を確認する
  • テキスト説明から新しい画像を作る
  • より専門的な Agent に引き継ぐ
  • 構造化された intake 情報を集める
  • 外部システムと構造化データをやり取りする
  • 次のステップに進む前に決済を依頼する
  • 会話をまたいで使えるユーザー設定を覚える

複数のツールを設定した Agent

まず「何の仕事か」を決める

この順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 安定した参照情報が必要か

  2. 最新の公開情報が必要か

  3. 会話の中で新しい画像を作る必要があるか

    • Image Generation を使うと、テキストからイラスト、コンセプト画像、簡単な mockup を生成できます。
  4. 別の Agent の方が明確に得意な仕事か

  5. 入力を項目として集めたいか

  6. 会話の中で外部システムに送信したり、構造化データを取得したりする必要があるか

    • HTTP Request を使い、callback lead の作成や空き枠確認のような 1 つの明確な仕事だけを任せます。
  7. 次のステップに進む前に、承認済みの支払いが必要か

    • サービス内容、価格、次のステップがすでに承認済みなら Payment を使います。
  8. 会話をまたいで残したい安定したユーザー設定か

最初は小さく始める

最初の検証済みシナリオに必要な最小限のツールから始めます。失敗した case や production pattern が、instructions だけではきれいに解けない別の問題を示したときだけ次のツールを追加します。

このセクションで扱う主なツール

ツール 使う場面 向いていない場面
Knowledge Base SOP、FAQ、サービス定義、ポリシー、参考資料 今日変わる可能性がある情報
Web Search 最新の公開情報 自社の知識の置き換え
Image Generation テキストから新しい画像、コンセプトビジュアル、簡単な mockup を作りたいとき 承認済み素材の代用や、厳密な最終デザイン制作
Call Agent 明確に分けられる専門作業への引き継ぎ 目的のない分割
Request Form 次のステップが決まった後の構造化 intake 会話の冒頭ですぐフォームを出すこと
HTTP Request 外部 API を通じて構造化データを送受信したいとき 契約が固まっていないのに万能連携として使うこと
Payment 承認済みの支払いが完了してから次のステップへ進むとき 価格、プラン、保証、未承認の提案をその場で作ること
Memory 安定したユーザー設定の保持 秘密情報、一時的なメモ、機微情報

Tool Picker を開く

EditorToolsAdd Tool を押すと、その workspace で今使えるツールが表示されます。

現在利用できるツール種別を表示した Tool Picker

前提条件が揃っていないツールは無効のままです。

  • Knowledge Bases:workspace に使えるフォルダやファイルが必要です
  • Agent Tools:別の Agent と、少なくとも 1 つの公開済みバージョンが必要です
  • Payment:実際の支払いリクエストを完了するには、workspace 決済アカウントが必要です
  • Memory:1 Agent につき 1 つまでです

When to Use を具体的に書く

ツールが期待通りに動かない原因の多くは、機能不足ではなく When to Use が曖昧なことです。

良い When to Use は次の 3 点を満たします。

  • 実際のユーザー要求で書かれている
  • 無駄な呼び出しを防げる程度に狭い
  • 複数の情報源がある場合は優先順位がわかる

弱い例:

Use this tool when needed.

良い例:

Use this knowledge base when the user asks about consultation types, routing rules, or handoff expectations that should stay consistent across conversations.

良い例:

Only use Web Search when the user explicitly asks for the latest public guidance, and prefer official or medically reviewed sources before answering.

ツール数の上限と運用の考え方

  • 1 Agent あたり合計 10 個まで
  • Call Agent は最大 5
  • Memory は最大 1
  • ツールは順番に実行されるため、増やすほど遅くなり、デバッグも難しくなります

実運用では、少なくて意図が明確な構成の方が扱いやすいことがほとんどです。

シナリオに応じてツールを足す

シンプルな customer service Agent なら、first version の tool stack は full menu よりずっと小さくて構いません。

  • Knowledge Base:最初のシナリオに必要な承認済み policy や service facts
  • Request Form:boundary scenario で chat を続けるより構造化情報を集めるべき場合
  • HTTP RequestPaymentCall AgentMemory:検証済みシナリオがその action を必要とする場合だけ

初日から全部入れる必要はありません。テストで必要性が見えた順に追加してください。

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