Call Agent
Call Agent は、別の Agent の方が明確に狭い役割を持っているときに使います。
Consultation Desk の例では、最初の Agent は状況の整理と次の一手の提案を担当します。予約や callback の具体的な引き継ぎが必要になった段階で、Scheduling Desk に渡す方がきれいです。

使うべき場面
適している:
- 仕事の一部がはっきり別の専門領域になっている
- handoff の境界を説明できる
- 既存 Agent を再利用する方が素直
適していない:
- 実質的に同じ仕事を 2 つに分けているだけ
- 分割の理由が見た目だけ
- いつ handoff すべきか説明できない
手順 1: 先に対象 Agent を公開する
まず、呼び出し先 Agent を作成し、少なくとも 1 つの公開済みバージョンを用意します。
この例では:
Consultation Deskが最初の窓口Scheduling Deskが booking / callback routing を担当
公開済みバージョンを先に用意する
呼び出し先 Agent が一度も公開されていない場合、運用上の安定した handoff 先がありません。先に公開してからツールとして追加してください。
手順 2: Agent Tools から対象 Agent を選ぶ
Editor の Tools で Add Tool を押し、Agent Tools から対象を選びます。
手順 3: バージョン戦略を決める
主に次の 2 つです。
| モード | 向いている場面 |
|---|---|
| Always choose latest published version | 呼び出し先がまだ改善中で、常に最新の公開版を使いたい |
| Fixed version | handoff 先を固定し、予測可能性を優先したい |
改善フェーズでは Always choose latest published version で十分なことが多く、安定運用を優先したい段階で固定版を検討します。
手順 4: handoff 条件を書く
いつ対象 Agent に渡すべきかを明確にします。
例:
Use Scheduling Desk after you have identified that the user is ready to request a booking or callback and you need a more structured handoff.
手順 5: 境界をテストする
例えば:
明日の午後に折り返しをお願いしたいです。予約したいので次の手順を教えてください。
確認したい点:
- 先に
Consultation Deskが必要な確認をしているか - 境界が明確になってから handoff しているか
- 役割が重複していないか
運用のコツ
- 呼び出し先 Agent は狭く保つほど使いやすくなります
- Agent 名は内部コードではなく役割がわかる名前にします
- handoff 条件は
Instructionsとツール設定の両方に書くと安定します - 変化が大きい間は最新の公開版に追従させる方が楽です
知っておきたい挙動
Call Agentは 1 Agent あたり最大5個です- ツールは順番に実行されます
- 呼び出された Agent がさらに深く別 Agent を呼び続ける構成にはしません